「怒りたい時は怒る」

こう思います。

仏教なら、

「何が怒らせたいかに気づきなさい」

と言うかもしれません。

もちろん、このような心の余裕があるのなら、こうしてもいいですね。この方が成長が早いですから。

ただ、そうできない時に

「怒ってはいけない 」

と無理に感情を抑えると抑圧されていき、ストレスになります。

ですから、

「何がなんでも怒ってはいけない 」

というのは違うかなって思うのです。

怒ると怒りのエネルギーはだんだん収まってきます。

すると

「何が私を怒らせたのか?」

と自分に問いかける余裕ができます。

このようなプロセスを踏んだほうが私はよいと思います。

要するにケースーバイケースなんだと思います。

私はいろいろな本を読んだり、経験をしていますが、どれかにのめり込むってことがないかもしれません。

それはのめり込んでしまうと、それが一番よいと思い込んでしまうと感じてしまうのかなって思います。

すると自分の価値観が固定されてしまい、狭い考え方に入ってします。

本来私達は自由です。ですから、固定化しないほうが喜びは大きいと思います。

私のスタンスは中庸です。バランスタイプです。

宗教で言えば、仏教も素晴らしいし、キリスト教だってよいところがある。

経済システムで言えば、 民主主義も素晴らしいし、共産主義もよいところがある。

人の価値観が違うのだから、もし共に生きようとするなら、どこかで折り合いをつける必要がでてきます。

バランスをとることで、共に喜びを共有できるかと思います。