スピリチュアル的、宗教的な言葉、例えば

・自分を責めるのはやめましょう。
・ネガティブに考えず、ポジティブになりましょう。
・自分と他者を許しましょう
・自分と他者を愛しましょう。
・感謝しましょう
・etc

人によるかと思いますが、心地よいと感じる人も多いのでは。

気づいたのですが、これらの言葉も、限定的です。

言葉なので限定されてしまうのは仕方がないのですけどね。

私自身も過去にこのような言葉を使ってきました。

でも、これらでさえやはり制限になっているのです。

制限から開放されないで制限の中にいるんですね。

輪の外から出たつもりがやはり輪の中という感じです。

さらに制限を外していこうとすると、もはや言葉を羅列しないほうがいいかもしれません。

もしくは、すべての言葉を受け入れる、もしくはただ観察する。

観察するってことは受け入れるってことです。

肯定的なもの、否定的なもの、そのどちらでもないもの...

こういうことを知った上で、言葉を限定するのと、まったく知らないで限定するのではかなり違います。

「自分を責めるのをやめましょう」と言い、実際に自分を責めないようにしている人は自分を責めている他の人に「自分のように自分を責めないようにしましょう」と言いたくなったりするのです。

こう言うときは気づいているだけでいいんだと思います。

「そうか、自分の中には自分を責める人を受け入れられない部分がある」

のだということに。

受け入れているとただの出来事になります。思考や感情が特に動かず、ただ観察しているだけになります。

制限をどこまで外すかは、自分次第です。