「すべきこと」というのは、するのが自然で、そうすることに抵抗がないことです。

「しなければいけないこと」というのは、自然ではなく、どこか強制的で、時には、そうすることに抵抗があり、ネガティブな感情を感じることがあります。

「この仕事をしなければならない」と思うと、何となく嫌な感じがありますが、「この仕事をすべきである」というのは、嫌な感じではなく、単にそのほうが自然であるだけです。

「すべきこと」と「しなければいけないこと」は、混同されがちですし、人によっては、同じ意味に受け取るかもしれません。

所詮言葉は、人により定義が異なることもあるので、仕方がないことです。

ですから、この説明の本質を汲み取っていただければと思います。

何かをすることにより、「自然であって抵抗がない」か「不自然で抵抗がある」かです。

物事がうまくいっているように感じるのは前者であり、うまくいってないと感じるのは後者です。

ですが、後者だとしても問題ではありません。何に抵抗があるか気づけば、前者に移行できるからです。

するとありのまま、つまり自然のままとなります。

ただそれだけです。