元旦に、NHKの「京の“いろ”ごよみ~の日々」という番組で、まゆの糸をつむいで織物をする染織家・志村ふくみさんの話しが放送されてました。

京都で50年間の植物からとれる自然の染料で糸を染めて着物を織り上げてきた人間国宝だそうです。

最初は、ただのお婆さんかと思っていたんですけどね(笑)。

ですが、さすがにいろいろな気づきを得れています。

印象に残った言葉がありました。

それは、

「白のままでは生きられない。けがすことは生きること」

と言う言葉です。

元々人間って純粋な存在で価値観などは何も持っていませんでした。

でも、価値判断すると、純粋の観点から見ると、けがれることもやることになります。

典型的なのが、犯罪とか悪い感情を抱くこととかです。動植物を食べるのもある意味けがすことです。

なので、けがさないで生きることは不可能なんです。

だから、マザーテレサだって、釈迦だって、キリストだって、けがれていたと言えます。

個として生き続けるのは厳しいですから、生きることはけがさないではいられないんです。

これを自覚して生きているのといないのではだいぶ違うと思います。

自分が正しいとか正しくないとか、自分が人により上とか下とか、これもある意味けがれと言えます。

ですが、これがないとこの世界は回っていきません。

誰もがけがれているのですから、本当は皆同じです。

けがれてもいい、それが生きることだから。

ありのままに。