自分の経験から得られた生きた智慧をさらに自分が経験することに使うことで、智慧が生かされたことになります。

それはもしかしたら、自分だけにしか役立たないものかもしれませんが、他人にとって役立つよりも自分にとって役立つかどうかの方が重要です。

なぜなら、他人にとって役立っても自分にとって役立たないなら意味がないからです。

例えば、25cmのシューズがAさんにとって役立っても、自分の足が26cmなら、25cmのサイズには合わないものです。

役に立たないものを持っていても仕方がありませんから、それは処分したほうが新たなスペースができる分だけましです。

私達の多くは物質的なもの、精神的なものなどたくさんのものを持っています。

ですが、大抵はそれを生かしきれていませんし、中には一生使わないものもあるでしょう。

それを持ち続けるのは無駄です。

捨ててしまうなり、あげてしまえば、その分スペースが空き、余裕ができます。

智慧についても同じです。

得られた智恵を使わないなら、それは意味がないのです。

使ってこそ、生かしてこそ、智恵は輝きます。