リアリティーとは、「現実感。真実性。迫真性。」のこと。

つまり、実感として確かに真実であると思えるということです。

たぶん、今、生きているってことはまさにリアリティーそのものです。

ですが、あまりにも思いがけないことが、起きてしまうとそれが本当に現実なのか、本当のことかって思ってしまうことがあります。

衝撃が大きくてリアリティーが感じられないんです。

例えば、阪神大震災、9.11飛行機テロ事件、東日本大震災、そして近しい人の死、etc。

こういうものは、「まさか」という思いがあり、その時にはリアリティーがないんです。

そして、時間が経過すると共に、実感がわいてきて、本当の起こったことなんだなって思えるんです。

たぶん、人は、毎日生きているうちに、「今日という日がいつものように続いていくものだ」と思っているんじゃないでしょうか。

実際には、今日という日は、二度と来ないのに。