NHKのスーパープレゼンテーション「What I learned from going blind in space 「宇宙空間で目が見えなくなって学んだこと」」を見ました。

カナダのクリス・ハドフィールドさんは、元宇宙飛行士。初めての宇宙で、作業をしていて突然、片目が見えなくなりました。そして、もう一方の目も涙とゴミの塊が目に入り見えなくなりました。

ですが彼はそんな時でも慌てませんでした。

見えなくても、耳は聞こえるし、口も聞こえる。助けも求められる。だから大丈夫だと。

それは、なぜか、恐怖に陥るような事態になった時を想定して、訓練を散々してきたからです。

彼は、恐怖を克服するには、恐怖に向かっていけばいいと言っています。

もちろん、それが危険じゃないとわかっている場合ですが。

彼は言います。

大事なのは、危険なものが何かを見極めることだと。本当は怖がる必要がないものに対しては、見方を変えていくことだと。

そうすれば新しい世界が見えてくると。

さすがですね。

私は、怖いことは、決して悪いことじゃないと思います。むしろ、危険回避のために、怖がることは人にとって必要なこと。

ただ、それが危険かどうかをしっかり見極めることが大事です。

例えば、

雷がゴロゴロ鳴っていて、ピカピカと稲妻が光っているのに、外に出ていくのは無謀です。いくら怖くなくてもです。

ですが、過去の私のように水が怖くて泳ぐのを嫌がってしまうような怖さは克服した方がいいです。だって、水は危険じゃないから。もちろん、危険ですが、ちゃんと泳ぎ方を習えば問題はありません。

雷の場合でも、防護服なんか着れば安全かもしれませんが、今のところそんな服はないですからね(笑)。

さて、何か行動を起こす時に本当に危険かどうか、見極めることができない場合はどうするかですが、あえてチャレンジするのもありだし、用心してチャンレンジしないのもありです。

ただ、命に危険があるものは、チャレンジしないことをおすすめしますが(笑)。