人間は自我が強いので、つい比較をしてしまいます。

これはいわば、比較癖です。

他人と比較することで、自分の価値を決めるんです。

他人が素晴らしく見えると、自分と比較して自分を貶めます。

他人が劣っていると、自分と比較して自分を誇らしく思います。

どちらも、他人と私は分離してるというベースから来てますが、これがそもそも苦しみを生み出します。

自分が他人より劣っていると感じると辛いのはわかると思いますが、優れていてもやはり苦しみです。

なぜなら、優れているといっても上には上があるからです。比較癖があるから、やはり比較して辛くなります。

そもそも、比較などしなければいいのですが、比較してしまうんですね。

この根本にある信念は、

「ありのままの自分を受け入れることができない」

ということです。

ダメな自分は受け入れたくないし、嫌いな自分を受け入れることができないからです。

受け入れると楽なのですが、なかなか難しいのです。

だからこそ、苦しみはなくならないのですが。

最終的に苦しみがなくなるには、涅槃に至らないとだめなようですね。

これは、お釈迦様が言っていることです。

涅槃とは、 煩悩が消え、知慧を完成した悟りの境地のことです。

ここまでいくと、普通に生きているのとは異なってます。

ただし、そういう人のそばにいるだけで、只者ではないと感じるでしょうね。