昨日紹介した「禅的生活」の中で風流についても説明があります。

風流の言葉の意味を調べると

「上品で優美なおもむきのあるさま」

となっています(goo辞書より)。

この本の中では

風流とは、風が流れることであり、「ゆらぎ」のこと。この「ゆらぎ」を楽しむ能力こそが、人間だけの最高の楽しみであるということです。

だから、思うようにならないこや、ネガティブな感情を伴うことも、風流で済ませられるんですよ。

ある意味、

「100%肯定」や「ま、いっか」

の世界です。

だからとっても、すごいんです。

早速、自分の生活に応用しています(笑)。

例えば、こんな感じです。

「あちゃ~、パソコンのデータを保存するの忘れたよ。まいいか、これも風流だ」

とか

何か過去を思い出して、嫌な感情が出てきても

「お、嫌な感情がやってきたよ、こりゃ風流」

って片づけられるんです。

風流は、見方をころって変えられる便利なツールのようなものですね。

いやー、生きるのがとても楽になります。

そもそも玄侑宗久さんは、最初に

「私に言えるのは今の私がなぜ生きるのが楽なのか、ということけだ」

と言っているのですが、まさのその通りです。

目覚めとか悟りとか、そんなことは、考えてもわかりません。

わかるのは、悟るということが変化を引き起こすことであり、それがどんな変化かは、一人一人違っていたりするわけで、実際に自分が経験しないとわからないことです。

そして、悟ったとしても結局、この世界でいきるわけですから、どう生きるかということの方が大事なんです。

まあ、ありのままに生きればいいんですが、楽に生きれるならそれに越したことはないですからね。

禅的な生き方はとても楽でいいですね。

笑いあり、涙あり、ワクワク感がありで。

わたし好みです(^^)。