いろいろな学びをすると、

「自分が特別な存在である」

と思ってしまうことがあります。

私にも過去にそう思ってしまったことがありました。

これはまさにエゴがなせるわざと言えるでしょう。

エゴは自分が人より勝っていると思うことで、存在価値を見出し、存在を強化しようとするからです。

ですが、逆に

「自分はどうしようもない存在である」

こう思うこともやはり、自分が価値がないと思いこむことで、その存在性を強化しています。

だめな自分というキャラを作っているんです。

このどちらも、自分と他者は分離した存在であるということが根本にあります。

では、「私達は平等である」という考えはどうでしょうか?

一見よさそうに思えるのですが、実際にこの世界は平等ではないです。

どんな思考でさえ、エゴがからんでいるので自分と他者を分離しています。

思考から離れた時にだけ、分離感がなくなります。