私達が生きていると、ネガティブなことやポジティブなことやどちらでもないことなど、あらゆることを経験します。

できれば、いつもポジティブな気分でいたいし、ポジティブなことしか自分には起きて欲しくないと思うわけです。

ですが、これは、実際は無理ですね(何がポジティブかネガティブか自体も曖昧ですし、実際はどちらもないものですが)

要は価値観というものをベースに私達は生きているということです。

価値観は私達が生きるストーリーをより複雑化して、より希少性のあるものにしてある意味エンターテイメントの元となるものです。

なので、それはそれでいいんですが、自分の価値観を通して経験したこの世界で、ネガティブを否定してしまうと、それが苦しみとなります。

世の中は、本来ただ起きることが起きているだけで、ネガティブもポジティブもありません。

ただ受け止め方により、つまり価値観が、ネガティブやポジティブを生み出すだけです。端的に言えば、感情ですね。

ネガティブは抵抗すれば抵抗するほど大きくなります。だからますます、つらいものになります。

つらさを減らすには、受け入れるしかありません。

もしくは、価値観を変えるしか、ありません。

癒しは、受け入れることであり、気づきは、価値観を変えることです。

例えば、つらいことがあって悲しんでいる。誰かと話すことで、気持ちが楽になる。これは、癒しです。

今はつらい状況。でも、このつらさは、私を成長させてくれる。だから、自分の夢を実現するためには、この辛さも財産なんだ。これは、気づきです。

大事なことは、今をどうやって生きるかということです。

どのような生き方を自分がしたいのか?

その生き方を本当に自分が求めているのか?

自分のストーリーをどのようなものにするかは、自分次第です。