昨日、ふと浮かんだのがこちら。

「感情を味わうために生きている」

気づきは、いろんな時に、ふと湧くものです。

まあ、これ自体はすでに知っていて、聞いたことがあるんですが、あらためてふと気づくことがあります。

たぶん、いろんな経験がそれに導くのでしょうね。

昨日はたまたま、スマップの中居君と落語家の鶴瓶さんが司会をやっている『ザ!世界仰天ニュース』という番組を見ていて、その中で飛行機事故に遭った夫婦の奥さんの方が大やけどを負って、生死をさまよった時に、死んだ祖母や生まれる前の自分の息子と出会う経験をしたという話しがありました。

たぶん、実際にそういう経験をしたのでしょう。

女性は自分のやけどを負った姿を見て(臨死体験ですね)、もうこのまま死にたいと思ったそうですが、息子に「生きてほしい。愛してる」と言われて、生きる気持ちが湧いてきたようです。

恐れに勝ち、生きることを選択したんですね。

私達はたいてい、喜びの感情を味わいたいけど、苦しみとか恐れは味わいたくないって思います。ですが、感情に良し悪しなどをつけずにただ味わうことを純粋に経験したいと思って、今ここにいるのではないかと思います。

たぶん、この経験は今ここでしか、味わえないから。

すべてひっくるめて、経験を味わい尽くす、今を精一杯自分なりに生きる、これが今ここにいる理由かと思います。

あらためてそう感じます。