それぞれの人がいろんな人生を歩んでいます。

・リストラにあってどうしていいかわからない
・親が認知症になり、辛くて苦しい
・子供が非行に走って、困っている
・お金がないので、生活が厳しい
・子供が難病で、辛い
・夫が暴力をふるうので恐い
・奥さんが浪費ぐせがあって、家計が火の車
・うつ病で死にたくなる
・いじめられて、辛い
・etc

とくに苦しみみを感じるような経験は、とても辛いものですよね。

このような苦しみの中にいる時には、苦しみを感じるしかありません。

ですが、この苦しみは状況が変わらないとなくならないって思っていたら、そうなります。

状況のせいにすると、状況が変わるまでは、苦しみが続いてしまうのです。

状況が変わるまでどれぐらいかかるでしょうか?

1ヶ月、1年、5年、10年かかるかもしれません。

状況まかせになると、自分ではコントロールできないので翻弄されます。

それは、嵐の海に浮かぶ小舟のようなものです。どうしようもできません。

このような状況を変えるには、まずは、今の状況を受け入れることです。

受け入れないで、抵抗するとますます、辛くなります。

まずは、現状を受け入れてフラットな気持ちにするんです。

気持ちがフラットになったら、次には、状況を変えるために行動を起こします。

・リストラにあってどうしていいかわからない⇒就職先を探せばいい
・親が認知症になり、辛くて苦しい⇒専門家に相談してアドバイスをもらえばいい
・子供が非行に走って、困っている⇒子供と話あう、先生に相談するなどすればいい
・お金がないので、生活が厳しい⇒働いてお金を稼げばいい
・子供が難病で、辛い⇒難病を受け入れて最善を施せばいい
・夫が暴力をふるうので恐い⇒夫から逃れて、専門家に相談すればいい
・奥さんが浪費ぐせがあって、家計が火の車⇒奥さんと話し合えばいい
・うつ病で死にたくなる⇒うつ病の専門家を受診すればいい
・いじめられて、辛い⇒周りの相談できる人に相談すればいい

これは、単に一例として行動を示しただけで、行動はこれ以外にもたくさんあるでしょう。

大事なのは、ネガティブな感情をフラットにすることで、行動するためのパワーを引き出すことです。

状況のせいにして、苦しんでいると行動に起こすのは難しいです。

なぜなら、苦しみに意識がフォーカスしているから。

苦しみを受け入れることで、意識ははじめて、他にも目を向けることができます。

言葉にするとあっさりと書けますが、実際にやるのは、なかなか大変かもしれません。

ですが、いずれにしろ、こういうプロセスを経ないと状況に振り回され続けるでしょう。