「自分は正しい人間でありたい」

こう思っている人は結構、多いと思います。

ただし、何が正しいかは人によって差はありますが。

正しくあれば心地がよいし、正しくないと心地が悪い。

でも、これだと「正しくなければいけない」と思ってしまいます。

だから、正しくないことは気に食わなくなります。

ですが、こういう人が世界を見れば世の中、正しいことも正しくないこともありますよね。

すると、世界には「気に食わないことがある」ということになります。

これが、自分の「自分は正しい人間でありたい」と思っているからこそ、見える世界です。

ですが、もし、「自分は人間でありたい」ならどうでしょうね。

正しくても正しくなくてもいいんです。

どちらも受け入れることができます。

すると、この世界にいることは、心地よくなります。

自分がどうありたいか。

これが違えば、感じ方が違います。

どうあってもいいのですが、在り方が世界の見え方を決めているということです。

もし、正しくなきゃと思っているなら、正しくないことに挑戦してみるのもいいと思います。ただし、犯罪などは法律に反することやめておいた方がいいでしょうね(笑)。

正しくないことをやる人の気持ちがわかり、それが恐れから来ていることがわかると思います。

すると、悪いことをしている人も受け入れることができるでしょう。

人は多かれ少なかれ、悪いことはしていたりします。

だから、罪悪感を抱くのです。

他者を批判するのは結局自分を批判しているのと同じことです。

これに気づけば、他者を許すこと、受け入れることが楽になります。