「理不尽だ」

こう思ったことがありますか?

理不尽という言葉の意味を調べると

「道理をつくさないこと。道理に合わないこと。」

となっています。

同理とは

「 物事の正しいすじみち。また、人として行うべき正しい道。すじが通っていること。正論であること。また、そのさま。」

つまり同理とは正しいことです。

相手が理不尽であるとは、自分が正しいのに相手がその正しさを認めていない状態です。

ただし、いくら理不尽を感じたとしても、相手はそれこそが理不尽だと思うかもしれもしれませんし、理不尽とわかっていてもそれを認めたくないと思うかもしれません。

相手を変えることは簡単ではありません。変えようとすると相手はさらに頑なになります。

理不尽な思いを感じたら、まずはそれを受け入れるしかありません。

「私は理不尽を感じている」

十分感じたら、それでその経験は終わりです。

終わりにしないと、相手を憎んだり恨んだりすることになり、理不尽を十分味わうまでずっと理不尽な思いがあります。

また、相手の理不尽さを許すことでもその経験は終わります。

経験が終わらないと未消化のままずっと残り、これがいわゆる”心残り”となっていきます。