「ありのままの自分を受け入れる」

これは、多くの方が本や口頭で語ることですがどういうことでしょう。

失敗した自分、だめな自分、罪を犯してしまう自分、そういう自分をもすべて受け入れるということでしょうか?

私の観点でこのありのままの自分を受け入れるを説明すると、

「自分から見て自分だと思っている自分に抵抗しないで無条件に愛する」

ことです。

もしかしたら、余計わかりにくい?かもしれませんが(笑)。

例えば、自分が人を殺めてしまったとします。

これは犯罪であり、正しいことではありませんよね。

確かに犯罪を犯すことは悪いことであり、罪をつぐなう必要があるでしょう。

被害者の家族や世間からは許してもらえないかもしれません。

ですが、だからといって、ありのままに受け入れるに値しない、愛するに値しないわけではありません。

つまり、受け入れるとは、存在すること自体をありのまま愛することに他なりません。

存在してくれてありがとうなのです。

私達はつい、善悪で判断して分離してしまいがちですが、あらゆる判断をすべてなくして、ただ存在に感謝し、受け入れるだけで、問題はなくなります。

最初から問題などはなく、問題は、問題があると意識した時にしかないのですから。