今もあるか知りませんが過去に壺や除霊で大金をを騙し取る手口などが報道されたことがありました。宗教なども含めスピリチュアルなことでお金儲けをするということに対し、一般的にはよくないことだと言われています。なぜかというとそれだけのお金を出す価値がないと判断されているからです。たぶんリーズナブルな価格だとしたら何の問題にもならなかったはずです。

これはスピリチュアル以外でも同じです。

例えば、欠陥がある車を売ったら、それは問題になります。なぜなら価値がないからです。でももし価値がないことを事前に伝えて、それを買う側が納得していたら問題にはなりません(もちろん法律上問題がある欠陥なら別ですが)。つまり価値がないものでもそれを承知なら問題ないのです。

「うそをつくことが問題」

となります。

なぜうそをつくことが問題なのでしょう。うそをつかれると、よい気持ちがしないからです(うそをつくほうもよい気持ちはしません)。

うそをつかれるとは思っていないから、うらぎられた感じがします。だから許せない感情や怒りの感情がわいてきます。

さらに見ていくとそれは自分が愛を与えられていないからだということにつながってきます。

人は愛を与えられないとよい気持ちをいだかないのです。人は常に喜びを求めています。それが本来の姿だからです。

それが与えられないと与えて欲しいというギャップからそれを埋めようともがきます。それが怒りや悲しみなどのエネルギーとして出されるのです。

こうやってみていくと

「愛を与えること」

この気持ちを持ちながらお金を儲けるというのがしっくりきます。ここでエゴであるか、愛を与えているかをしっかり区別することが大事になってきます。

よくお金を儲けないほうがいいと言う人もいますがこれではボランティアとなってしまいます。ボランティアが悪いのではありませんがボランティアだけをやって生きていくのは困難です。ボランティアは一方から他方への愛だけですが、愛は双方向でないと、バランスがとれません。

成功している企業はこれを実践しています。愛に溢れている人はこれを実践しています。