過去世はあるのでしょうか。現実に生きていると確かに「過去」はあると思っていますよね。だって昨日やおととい、さらに昔の子供の頃の記憶もあるのですから。つまり過去に対する「リアリティー」があるのです。では「過去世」はどうでしょうか。過去世とは過去に「自分のスピリットが存在していて別の人生を送っていた」ということです。それを証明することはできませんが「過去世は確かにあるかもしれない」と信じれるいろいろな話しはよく聞きます。今ここにあなたが存在しているのは幻でしょうか?そうは思えませんよね。ものがはっきり見えるし、音もちゃんと聞こえるし、臭いもかげるし、つまり「リアリティー」が感じられるから。一方、「夢」はどうでしょうか。はっきり、見えなかったり、場面が変わってしまうし、現実にあり得ない状況が起こったりします。だから「リアリティー」が感じられません。もし過去世がこの「リアリティー」をはっきり感じさせるものだったら、確かに「過去世はある」と実感できるでしょう。でもそうでないなら「過去世は幻」に過ぎないと思うかも知れません。実はこの「リアリティー」というのを感じさせるベースになるのが信念体系というものです。そしてこれには知覚力が関係します。知覚力が高まると現在以外つまり過去や未来に対して知覚することができるようになり、それに対する「リアリティー」が増すのです。つまり過去や未来が現在と同じように感じられるようになります。でもこれはあくまでも知覚によるものです。知覚が何かというと「私達が創造したものを感じるためのセンサー」です。実は私達がいるこの世界はすべては創造されたものです。つまり「リアリティー」を感じるものも感じられないものも創られたものです。そして観点により過去世(未来性もそして現世もすべて)は幻と感じられたり、リアルなものと感じられたりするのです。どの観点から見るかによりいろいろな感じ方が変わってきます。自分が信じられる観点以外の観点があるということに気づくということは大いなる気づきかと思います。