昨日は、ブランディングについてのセミナーに参加しました。

その中でステルスマーケティング、略してステマの話しがでました。

ステマとは、見えないマーケティングのことです。

ですが、食べログの偽わりの問題が起きて、ステマが槍玉に挙げられているようです。

ステマは消費者が気づかないマーケティングです。

今回は口コミがやらせでした。また有名タレントや芸能人に商品を使った後に、よい感想を書いてもらうのもステマのようです。

ステマ自体はよいも悪いもないのでしょうが、そこに

「不正直さ」

があると、多くの消費者は嫌悪感を感じると思います。

例えば、牛肉がアメリカ産なのに国内産と偽ったら、嫌な感じを受けますよね。

はじめからアメリカ産と言っていれば正直なので 嫌な感じはしないのです。

正直さとは、自分が嘘をつかないことです。

自分が思ったこと、感じたことをそのまま表現することです。

食べログの場合だと、料理が美味しい、美味しくない、などの感想は個人によって違います。

どう判断してもいいのです。でも、そこに不正直さが入ると、それを信じれなくなります。

不正直さは不信につながります。今回の事で、クチコミ業界は信頼を失い、一時株価が下がったそうです。

今後、なんらかの規制がかかるかもしれません。

Facebookなど実名でのSNSのように食べログなども実名が基本となるかもしれません。

そうなるとどうなるか?

もし、嘘をついたら、自分の信頼度が下がることになります。

よりオープンになればなるほど、正直になっていくはずです。

ただ嘘をつく人を責めないほうがよいでしょう。

元々嘘をつく人も悪い人ではなく、普通の人なのです。

単に、恐れから嘘をついているだけですから。

この恐れから嘘をつくことはすべての人が経験していることです。

だから、受け入れていけばいいだけです。

今後、もっともっとオープンな世界となり、より正直さが増えていく時代になります。

大丈夫です(^^)。