NHK「ヒューマンなぜ人間になれたのか?」の4回シリーズの第一回が今週の日曜日に放送されました。

さすがNHKという感じのよい番組です。途中何度も感動して涙が流れました。

ホモサピエンスが誕生した時代、とても厳しい時代でした。

生きるのに精一杯だったと思います。

困難な中で、多くの人が亡くなりましたが、私達の祖先は生き延びました。

生き延びた秘密は

「共につながって生きる」

ことをしてきたからです。

食料を見つけても独り占めせずに皆で分けて食べる。

お互いに助け合いながら暮らすことが生き延びるためにもっともよい方法だったのです。

当時の人は首飾りや化粧をしていました。それは単なるオシャレのためではなくお互いの絆をより強くするためのツールだったのです。

今風で言うとプレゼントのようなものでしょう。

この番組を見て、あらために「絆」、「つながり」の大切さを思うと共に、人はすべてつながっているということを再認識しました。

赤ちゃんに対して、何に興味を示すかの実験では、人の顔に興味を持つことがわかっています。

はじめて見るはずなのに、人に一番興味を持つのです。

しかもはじめて見る人でも人の顔をちゃんと認識できるということです。

「人は人に一番興味がある」

まさにこれです。

これは、赤ちゃんだけでなく、すべての人に対して言えることです。

今後、この世界もいろいろなことが起きますが、「共につながり共に生きる」ことでどんなことも素晴らしい経験にできるはずです。

人間は素晴らしいい存在なのです。