多くの人が経験するかと思うのですが身近な人ほど主観的な視点になりがちです。

同じことを誰がするかによって反応が変わってくることがあります。

例えば、自分の子供が万引きをしたとします。あなたはどのような反応をするでしょうか?

人により違うと思いますが

「子供をしかる」、「子供を責める」、「情けない気持ちになる」、「泣きたくなる」、「(このような子供に育てた)自分を責める」、etc。

などが多いかと思います。ではこれが自分の子供ではないが知り合いの場合、どうでしょうか。

「そっと見守る」、「子供の話を聞く」、「冷静に判断し意見を言う」、「親の話し(愚痴なども)聞く」、etc。

これは一例に過ぎませんが相手が異なると自分の視点が異なり、主観的な反応をしたり、客観的な反応を自分がしていることに気づくはずです。

さてどちらがよい方法なのでしょうか。正解は実はありませんし、どちらも正解とも言えます。

最終的に「子供にどうなってもらいたいのか」ということが大事です。子供に「万引きをすることはいけないこと」を伝えたいのでしょうか?

本当に伝えたことを探っていくと面白い結果が出てくるかもしれません。あなたが子供に対してどうなって欲しいのか、ひいては自分がどうありたいのかが見えてくるかと思います。

主観的、客観的どちらの視点も「自分を観る」ということなのでしょう。