北山修さんと臨床心理学で書いたように北山さんの話しは面白いです。

実際には大学でカウンセラーになる人のために授業をしていたようですね。

北山さんはカウンセラーは患者さんを写す鏡だという話されていました。

そういう意味ではこの世の中はすべての人がカウンセラーであり、患者であるという見方もできます。

自分を知るのに他者を通してしか知ることができないというものがあるからです。

なぜかというと自分だけだと視点が限られるからです。

AさんとBさんの視点は違います。価値観つまり信念が違うからです。Aさんが自分を素人する時、Bさんに聞けばBさんの視点からのものの見方に触れることができ、自分についてより深く知ることができます。

もし、自分以外のすべての人の視点を取り入れることができたら、もっともっと深く自分を知ることができるようになるかと思います。

私達がこの世界でやっていることは「自分を知ること」なのかもしれません。これもひとつのものの見方ですけどね。