NHK教育の「知る学」という番組があるのですがなかなか面白いです。この番組はビジネスで活躍する人の仕事に対する考え方を聞く番組なのですが仕事に関する考え方とは結局その人の生き方そのものなのです。

先日は佐藤可士和さんというアートディレクターの方がゲストでした。ユニクロなど大手の企業と仕事をしたり、大学でも教えています。過去にステップワゴンやちびレモンなどをヒットさせて一躍有名になりました。

この人のことは他の番組でも見たことがあり、知っている人です。さてこの方が番組の中で語っていたことで印象深かったのが

「コミュニケーションとは本質をつかむこと」

という言葉です。

例えば、何か商品をブランディングする場合、その商品はいったい何なのかということを突き詰めて考えるそうです。例えば、車を売るなら車ってそもそも何なのかってことを徹底的に考えます。するとそこからなにか見えてくるものがあるのです。それが本質です。で、その本質を前面に出して宣伝など売るための行動をすると消費者の心をつかむのです。

何事もそうなのですが本質とは本当に人が求めているものを突き詰めることにつながります。ですから、本質を知ることが大変重要なのです。そしてその本質は誰でもつかめます。なぜなら、本質とは人の内面にあるからです。

ただ佐藤可士和さんのすごいところはその本質をつかみ、その本質をどうやって伝えるかに長けているところです。

私がコミュニケーションとはなにかと問われたら、こう答えます。

「コミュニケーションとはつながるためのツールです」

物でも人でもつながってひとつになるとその本質が見えてきます。人とつながりその本質が見えてくると素晴らしいのひとことになってしまいますし、物でも実は同じです。どのような視点で物や人と見るかでつまりつながるかで、どのうに見えるかが決まります。